コスト削減:利益を出していないんだからコスト削減!と工場長には言われるけど、何から始めればいいの?そんなお困りごとを工場排水.comは解決します。

会社からコスト削減を言われているが、何から手をつけていいのかわからない!

(1) お困りごとについて

 排水処理場のコスト、経費といえば、汚泥処分費、薬品費、電気代が頭に浮かびます。
 皆様が家庭で節約するときには、お隣の家庭の支出をちょっと聞いてみたり、 家族構成の同じ一般的な家庭の支出がどのようになっているのか、参考にすることがあるかと思います。 排水処理の節約でもまずは一般的な支出と比較をすることが良いかと思います。 例えば汚泥処分費で考えると、一般的な排水処理場と比較して汚泥発生量は多くないか? 脱水汚泥の含水率は? 搬出単価は? 薬品費で考えてみると、脱水機の凝集剤添加率は汚泥SS当り何%になっているのか? 等々です。

(2) 実施例

 ある工場排水におけるコスト改善事例を紹介します。
 まずは現状調査を行い、どの部分にコストがかかっているのかを把握しました。 すると薬品コストが全体コストの32%を占めており、他処理場の同様な処理フローと比較すると多くのコストがかかっていることがわかりました。
 そこで薬品について削減の可能性があるのではないか検討しました。
図:ランニングコスト

(3) 実施スケジュール

 現状調査の結果をうけて、引き続き以下の構成で業務を遂行しました。

① 排水処理場の現状調査 → ムリ、ムダ、ムラはないか
② 現状調査に基づく適正運転の提案
③ 適正運転の試行
④ 試行結果に基づくマニュアル作成
⑤ 作成したマニュアルの従事者教育
⑥ 必要な設備投資提案・見積提出

図:スケジュール例

(4)得られた効果

① 特に薬品使用方法の見直しを行い、薬品コストが32%から7%に低減し、ランニングコスト全体を38%削減できました。
② 他処理場との比較により、電力・薬品・汚泥搬出のどこに無駄があるかわかり、今後やるべき設備投資が明確になりました。
図:得られた効果

(5) お客様の声

① コスト削減の運転方法をマニュアルにしてもらえたので、コスト削減を継続できます。
② 排水処理の安定運転を第一に考えたコスト削減なので、安心して運転できています。
③ 運転担当者ごとの調整判断が統一されて、処理が安定しました。
④ 分かりやすいマニュアルを作ってもらったので、新人教育にも最適です。

(6) さらにもう一歩!

 一度マニュアルを作成しても、生産状況の変化、法規制の変更、周辺環境の変化等に合わせてマニュアルの改訂が必要になります。 マニュアル教育を実施して、業務を習得した社員も異動や退職の可能性があり、その度に、再度教育が必要です。
 そんなリスク回避のために、メンテナンス業者に【一括アウトソーシング】することもできます。 御社の【環境部】をそのまま丸ごとアウトソーシングする感覚です。
 生産状況の変化、法規制変更、ユーティリティコストの価格上昇などの様々な変化に、スペシャリストとして対応し、実行結果を経営的な視点で解析してご報告します。 お客様は、安心して本業である生産に集中することができます。

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